注意事項

布団クリーニングに関する注意事項

※初めてのお客様は必ずご一読ください。

お布団の素材によっては洗えないものがございます。

お預かりしたお布団は、まず検品を行います。
側生地の破れているものなど、お品物の状態によっては洗浄できないと判断させていただく場合がありますこと、ご了承ください。

購入時に比べて多少の変化が生じる場合があります。

布団クリーニングは、中綿の汚れ(水溶性)をすっきり洗い流すことが出来ますが、洗うことにより、購入時に比べて以下のような多少の変化が生じる場合があります。ご理解頂きますようお願い申し上げます。

長年ご使用になられた布団はカサが減る場合があります

長年ご使用の布団は、中綿がへたり弱っています。繊維自体が傷んでちぎれたり、羽毛では羽先部分が折れていることもあります。
クリーニングすると、ちぎれた綿のくずも流れ出し、カサ減りの原因となることもあります。

光沢のある側生地は光沢がなくなりシワが生じる場合があります

側生地の光沢はノリや蛍光増白剤です。これらはクリーニングで洗い落とされますので、光沢がなくなりシワが出やすくなります。
また配送時の状況により、側生地にシワが生じる場合があります。

側生地に絹が含まれている場合

絹ならではの光沢が損なわれ、毛羽立ったり、少しシワが寄った仕上がりになります。また模様の色などがにじむ場合もございます。
絹糸で刺繍が施してありますと、そこが毛羽立ってしまうことや刺繍の色がにじむ場合もございます。あらかじめご了承ください。

色鮮やかな柄の入った側生地は色落ちし、色のにじみ・移りが生じる場合があります

柄が色鮮やかな布団

色鮮やかな柄の入った側生地や色落ちし、色のにじみが生じる場合があります。キャラクターが描かれた(プリントされた)布団も同様に色落ちやにじみ、生地の白い部分等へ色移りする可能性があります。あらかじめご了承ください。

破れ・ほつれ・穴などは広がる場合があります

虫食いなどにより小さな穴が開いている場合は洗浄で穴が広がる恐れがあります。
また、長年の使用ですれて破れやすくなったり、小さな破れなどはクリーニング時に広がる場合があります。

羊毛のベッドパットや、こたつ敷布団は縮む場合があります

これらの寝具は、他の中綿に比べ縮みやすくなっています。ご了承ください。

羊毛や羽毛はクリーニング後、本来の臭いが発生する場合があります

布団についた臭い(体臭など)が取れると、繊維本来の臭いを強く感じる場合があります。

中綿がポリエステルの布団はかさ高が戻ることはありません

充填物がポリエステル・合成繊維の布団 中綿寄り・ダマ

中綿が寄り、ダマになってしまったポリエステルのお布団

中綿がポリエステル(合成繊維)のお布団は、クリーニングによってかさ高が戻ることはありません。予めご了承ください。

ポリエステル素材の布団をコインランドリーにあるような回転型乾燥機(タンブラー)に掛けると、中綿が寄りダマを発生させる恐れがあります。そのため当店では回転型乾燥機を使用せずに乾燥を行います。

以前にコインランドリー等で洗われて、一度中綿が寄ってダマになってしまった布団は、ふっくら感を復元することができません。

正絹のお布団で色濃い生地の場合は特に色移りが多いです。

正絹のお布団

婚礼布団として贈られることも多い、シルクの生地・刺繍で鮮やかなデザインが施されたお布団は、生地や刺繍の色が色落ちし、他の箇所へ色移りしてしまう場合が多いです。予めご了承ください。

また、絹ならではの光沢が損なわれ、絹糸が毛羽立ってしまう場合もございます。

クリーニング事故補償

お預かりしたクリーニングご依頼品は、細心の注意を払いお取扱い、管理を致しますが、万が一当社の過失により、紛失や破損等の事故が発生した場合は、「クリーニング事故補償規定」に基づいて賠償致します。ただしクリーニング事故により通常起こり得る損害の範囲と致します。

補償対象

  • お届け日から14日以内にお申し出があった場合
  • お届け後に未使用の状態でお申し出があった場合
  • 当社のクリーニング番号タグがついていることを当社が確認できる場合

補償の対象となる事故

当社のクリーニングの方法および管理、取扱い方法に過失がある場合

当社が補償の責に応じられるのは原則として以下の事例のみとし、その他の損害についてはお客さまにおいて回避義務を負うものとします。

  • クリーニング洗浄による損傷
  • シミ抜き工程による損傷
  • 乾燥工程による損傷
  • ご依頼品の所在不明および紛失(お預かり記録のあるご依頼品に限り)
  • その他の原因による損傷につきましては、繊維製品における専門機関の鑑定もしくは繊維製品品質管理士の鑑定による判断に基づくものとします。(ただし、当社または当社の履行補助者の責めに帰すべき事由が認められる場合に限る。)

補償金額

補償金額は、以下の<補償金額の算定に関する基本方式>により算定します。

補償金額の算定のため必要となる商品購入価格は、購入時の領収書/レシートを必要とします。手元にない場合は商品製造年月日を基準とし、製造者への調査による参考価格を元に商品購入価格を決定します。調査が不可能な場合には類似品の販売価格を適用します。

  • 補償が発生した場合、購入時期が不明な場合、補償割合を20%とします。紛失時も同様に、購入時期が不明な場合は、補償割合は40%とします。
  • 補償対応させていただく際に保険の適用がある場合、該当の事故品の所有権は保険会社に移転する可能性があります。(その場合、補償対象品の返却はいたしかねます)

配送中の事故について

配送中の事故につきましては、宅配業者の運送約款に準じた対応となります。